ムーミン屋敷、火災にあう

2000年3月2日未明、不審火によってムーミン屋敷の内部が火災にあいました。

     

3月5日に、現地におもむき撮影したのが上の写真です。周りにロープがはられ立ち入り禁止で、内部の

様子を見ることはできませんでした。屋根には、青いシートが被せられ、煤が窓下から流れているのがわかります。

内部のそれも上部、3階の方がよく燃えておりますが、外側のしっくい壁の部分は何の障害も出ていないようです。

近くの関係者らしき人に原因を訪ねましたが、1日の深夜(2日の早朝)であったため、鍵がかけられた内部に侵入放火は考えられず、

また漏電の疑いもなく、また暖炉の残り火も煙突が別であるため、結局原因は不明とのことでした。 

ムミーン屋敷以外の図書館などの施設は使用できます。     隣の鉱山会社(日豊鉱業)のトロッコ線路



しかし、飯能市が中心になって募金活動が行われ、約半年間をかけて、内部が再建され、2000年クリスマスに再公開されました。
 

先日2001年4月に、約1年ぶりに訪問してきました。

外部のしっくいは、すべて塗り直してありました。昔より、ちょっと茶色っぱくなって
いましたが、その方が、ムーミンの色に近いかもしれません。

 

  
内部が、燃えたことにより、木材の表面が炭化したため、その色を生かして、全体を黒く塗装しました。
   
従って、以前より、暗く感じられるようになっていますが、逆に自然ぽい雰囲気が出ました。
外部の階段から、釣り小屋を望みます。

 

 
暖炉と暖炉の上の階段
スナフキンの生き方に影響された人も多いはず。 壁にアクセントのステンドグラス      天井の組み木の造型が面白い
外側が、エーゲ海の民家の雰囲気を感じさせます。
 
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