no.3
花市生花店(右) と 武居三省堂(文具店)(左) 丸二商店
昭和2年に建てられた神田淡路町の生花店 昭和初期に神田須田町に建てられた文具店 昭和初期に建てられた神田神保町の荒物店
どれも「看板建築」とよばれる、店鋪併用住宅で、銅板葺きの看板で前面を被っていたり、
レリーフをほどこすなど、デザイン処理に特徴があります。
村上精華堂(化粧品店)
台東区池之端、不忍通りに昭和3年に建てられた化粧品屋です。
これも「看板建築」の一つですが、洋風のファザードと寄棟造りの瓦葺き屋根、3階バルコニーの和洋折衷が特徴です。
昨年末、たてもの園に昭和37年に製造された都電7500形が復元展示されました。
台数は全部で20輌製造され、全車両が青山営業所に配属されました。
街と鉄道が共存していた昭和初期において、ここに建物と電車が再会した訳です。