NO.9

 


雑司が谷旧宣教師館(旧マッケーレブ邸)

都電荒川線、雑司が谷停留所から徒歩7分
地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩10分

都指定有形文化物

開館時間 9:00〜16:30
休館日 毎週月曜日 第3日曜日
 国民の祝日の翌日 年末年始
東京都豊島区雑司が谷1-25-5
 
池袋のサンシャシンビルのすぐ南側に、雑司ヶ谷霊園があります。
池袋の喧噪とはうって変わって、この辺り昼でも、人通り少なく静かな住宅地です。
この雑司ヶ谷霊園の南側に、この雑司が谷旧宣教師館がひっそりと建っています。
この建物は、明治40年(1907)にアメリカ人の宣教師J・M・マッケーレブが自邸として
建てたものです。マッケーレブは昭和16年(1941)に帰国するまでの34年間この家で
暮らしました。南と西に切妻飾りを持ち、カラーベスト、コロニアル葺きとなっています。
外観はペンキ塗りの下見板張りで、19世紀末のアメリカ郊外住宅に多く用いられたシングル
様式を基調とし、細部のデザインはカーペンターゴシック様式を用いています。
19世紀後半のアメリカ郊外住宅の特色を有する質素な外人住宅で、都内でも数少ない
明治期の建物として貴重です。
昔、「あなた」という曲があったけど、その中の、おうちのイメージはおそらく、
これに近いのではないかとおもいます。
恋人どうしで、訪れてください。
 

    

南側は大きく窓を取ってある。  2階南側廊下

 

西側、玄関脇棟屋